Java Programmer, Silver SE 11取得におすすめの参考書について紹介します。
Java Silverとは
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 – Available only in Japan | Oracle University
他言語での学習・開発経験はあるがJavaでの開発経験がない方におすすめの資格です。私自身、Javaを使用する現場に入ることが決まりこの資格を取得しました。
正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格」で、Java SE 11 Programmer I 試験に合格することで取得することができます。
おすすめの参考書
Java Silver取得におすすめの参考書は、2冊あります。
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)
1冊目は「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)」で「紫本」と呼ばれる参考書です。おすすめのポイントは、次の2点です。
- 体系的に学習しやすい
- コーディングしながら学習できる
試験内容に合わせた章構成となっており、章末には練習問題が用意されているため、知識を1つ1つ身につけながら学習を進めることができます。
サンプルプログラムがたくさん記載されており、実際に手を動かしながら学ぶことができる点もおすすめしている理由の1つです。資格を取ることも大事ですが、開発ができるようになることが目的だと思いますので、コーディングしプログラムを理解しながら学習できることは重要なポイントになります。
徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
2冊目は「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応」で「黒本」と呼ばれる参考書です。おすすめのポイントは、次の2点です。
- 試験問題と酷似問題が記載されている
- 問題の解説が豊富である
実際の試験と同じような問題が多数載っているためどのような問題が出題されるかを把握でき、落ち着いて受験するためのマインドを手に入れることができます。
回答に対する解説が非常に丁寧で、なぜその回答になるのか、どのように思考で問題を解けばよいのかを理解しながら学習することができます。
おすすめの勉強方法
- Javaの練習問題がある学習サイトを1周する
- 紫本をコーディングしながら読む
- 黒本で問題を解く
- 紫本と黒本の模擬試験計4回分を繰り返し解く
Javaの練習問題がある学習サイトを1周する
どんなサイトでもよいのでJavaの練習問題を浅く理解しながら解いていきます。まずは、Javaってどんな記述ルールがあるのかな、他言語を経験している方はここが似てる( 違う )な程度で十分なので、Javaについて理解していきましょう。
紫本をコーディングしながら読む
紫本では簡単なサンプルプログラム以外は極力コーディングし、理解を深めながら学習していきましょう。コーディングする際に、ここの記述を変えたらこうなるだろうとかどうなるかなとか考え、サンプルコードを改変しながら学習すると理解が一層深まると思います。
黒本で問題を解く
先ほどご説明しましたとおり、黒本には実際の試験と酷似した問題が載っています。そのため、どのような内容の問題が出題されるのか、どのように解いていけばよいかなどを把握することに注力しながら問題を解くと良いと思います。
紫本と黒本の模擬試験計4回分を繰り返し解く
最後の仕上げとして各模擬試験を正答率が90%を超えるまで繰り返し解いていきます。もちろん解答を暗記するのではなく、間違った問題に対しては紫本と黒本を使用し、なぜ間違えてしまったのかを理解できるようになるまで復習するようにしましょう。
まとめ
今回は、Java Silver取得におすすめの参考書について紹介しました。紫本でコーディングしながらプログラミングスキルを身につけ、黒本を使って試験対策を行えば、合格できる可能性は非常に高くなります。持っていて損はない資格だと思いますので、取得を目指している方は是非参考にしてみてください。
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